コロナで日本に戻れなくなっていたルームメイトが戻ってきた。
異国育ちの人と生活することで
ハッとさせられることが多々あり
そういうことってすぐに忘れてしまうから
忘れないように書いておこうと思った。
とりあえず彼は今日本語学校へ行っていて
その話が面白い。
今年の漢字を決めて順番にスピーチするというお題が出て
「決」だと言ったアメリカ人。
「明日誕生日だけど注目されるから言わないで」と言っていたのに
次の日「今日は彼女の誕生日で〜す!」とすぐバラすインド人。
「あぁ、学校ってそういう場所だったなぁ」とか思う。
先日、ジョンがドクターペッパーを飲んでいて
僕が「おっ!ドクターペッパーだね」と声をかけた。
ドクターペッパーはあまり売っていないから見つけた時は買うようにしているらしい。
「イギリスで売っているドクターペッパーは味が変わってしまった」
と彼は言う。
イギリスには砂糖税というものがあり
砂糖をあまり使えなくなってしまったために
レシピを変えたらしい
そしてとても不味くなったんだって。
「砂糖税ってそんなに高いの?」
と聞くとせいぜい10%ほどらしい。
例えば100円のものが110円になる程度で味を変えなくて済むのなら砂糖税を払えば良いんじゃない?
むしろ味が変わったらファンの人は買わなくなるから意味ないんじゃないの?
疑問に思ったので聞くと
イギリス人は味(彼はフレイバーと表現していた)が多少変わったくらいで
「これ味変わったね」などと言うと
「は?そんな細かいこといちいち気にして、お前ゲイか?」
と言う考え方らしい。
女性は気にしても良いらしいが
男がそんなことを気にするのは男らしくない
と言うような考え方があるらしい
「なるほどな」と。
そういう考え方ってどこにでも残ってるんだろうなぁ
もちろん日本にも。
あと2年前に聞いていまだに覚えていることがある
「彼は女性のように綺麗だ」
という形容をしないらしい。
おそらくこれはヨーロッパ全般かもしれない。
「美を象徴するのは女である」
と考えるのは日本?アジア?特有のもののようだ。
面白いな。と思う。