学生時代、合宿へ行った。
夜、山の中
先輩が運転するバンが道を踏み外し
車体が傾いた。
感じ方によっては斜面に転がり落ちるような危険性があった。
男女合わせ10人以上が乗っていた。
女たちは震え上がり
中には泣き喚きパニックになるもの、
怒り狂うもの(「落ちたら死んでるで!」みたいな)
男たちは
「俺はこんなもの怖くも何ともないぞ」
と言わんばかりに戯けて見せた。
と書いたが
実際に泣き喚いた女子1名
怒り狂った女子1名
戯けていた男子1名
って感じかな
他の人たちはあまり感情を表に出さないように
なるだけ冷静に努めようとしていた。
僕の印象では女性が怖がっている
もしくは恐怖を隠すことなく表現しているように見え
男性は「そこまで騒ぐことじゃないでしょ」
という態度を取っているかように見えたけど
本心では
「こっわ〜!死ぬかと思ったぁ〜!でも僕男の子だから怖がったりしたら恥ずかしい奴みたいになっちゃうから我慢するんだもんね〜」
って思ってた男子が何人いたかは分からない。
タイトルに戻すけど
「女性は命を守り男性はメンツを守る」
執着して守ろうとする姿に
「男は(女は)欲深くていやらしい」ってお互い言い合うんだよね。
基本的に男女差ってそんなにないかなって思ってるけど
ってか男女ってグラデーションになってるって思ってるから
男男 男女 無 女男 女女
ってな風にね(めちゃ簡略化してるが・・・)
ってか社会の中で育まれた性と元々の性とがあるよね
やばい収集つかんくなってきた。
こうやって書いてると
「男は〜」とか「女は〜」とか
何かとレッテル貼り決めつけたがるのは
ただ書きやすいだけ
話として筋が通しやすいだけ
みたいな気もしてくるね。
今回、僕もこの話は
実際に経験した事柄から導き出した機微な男女差
みたいに結論づけようとしてたけど
やっぱその方がまとめやすいというか
落とし所をつけやすく
「なんかそれなりにちゃんとした意見いうてる風」
に見せられるもんね。
クソだよね。そういうのって笑。