二十歳の頃付き合っていた人に
「みぃ」(関西弁) と言われて観た
「スター誕生」という映画。
酒浸りの人気ロックミュージシャン(男)が無名の歌手志望女子と出会い
その歌の才能に惚れ自分のライブのステージに上げたら
あれよあれよと言う間に歌手志望女子は人気になり
二人は恋に落ちるも、男は落ちぶれていく
という筋書きが気に入った
主演の俳優が着てるテロっとしただらしない黒シャツがかっこよくて似たようなの買いに行ったのを思い出した。
なんだかその頃は男の落ちぶれ感がセクシーでカッコイイなと思ってた
少し長めの髪がなぜか濡れてたり、
ハラリと顔にかかったり
酒やドラッグに浸り
倒れていたり
今でも少しはその気持ち残ってるけど
基本的には「アホだな」としか思わなくなってしまった。
多分、自分が落ちぶれ男に片足突っ込んどるからやろね。
あ、でも落ちぶれるには一度上がっていないといけないから
低空飛行続けている感じか。
きっと大抵の人がそうなのだろう
落ちぶれるにも一苦労って訳で
だからカッコイイと思えるんだな。
当時気になって調べたら
その作品はリメイク(1976年版)であり
オリジナルは「スタア誕生」という。
その記憶が残っていてスタアになった。ピッピスタア。
そんな因縁あり
「またやっとるな」と引っかかっていた「アリー / スター誕生」を観た。
出世話というのは観ていて気持ちがいい
出会い〜歌手志望女子をステージに上げるまでが大サビ。そこが好き。
今ググったら、この映画3回目のリメイクやねんな。
つまり4個(1937年版、1954年版、1976年版、2018年版)ある。
間がそれぞれ17年、22年、42年。
次やるならいつやろう。かなり未来版だろうね。
今から想像して作ってみたいわ。このぼくが。この俺様が。
最後に
11月28日に久々に人前で歌うことになりそうです。
ピッピスタアではないです。どういう形態での演奏かもまだわかりませんが
すでに準備に取り掛かっています。
予定あけといて。