2020.05.16 ... 歌というものについて見つめ直す新企画中止


他人を羨むようになったのは素直になったからか。。。

 

ある人のツイキャスを聴いて「良い歌声だなぁ」

思うと同時に自分の歌に対する違和感が生まれた。

「人がはじめて歌う時アカペラだ」。。。よね?

その頃は空間(部屋とか草原とか)に響かせるように歌っていた(と思う)

マイクで歌うことに慣れると歌い方が小さくなってくる。

あの亀頭部分(すまん。名称わからん)を狙って声を入れるのが効率的だと思いはじめるからだ。

 

 

さらに邪念も(いかにも邪念という趣で)ドロドロと湧き出てくる。

「できるだけ喉を消耗させたくない」

「なるだけミスは避けたい」

そんなこんなでどんどん縮こまった歌い方になっていく。

(*個人的見解です。)

違うだろ、と。

また一からやり直しだ、と。思ったわけです。

 

人前でライブできない今。

「これを好機に!」

とトチ狂ったぼくは好きな歌をカバーして動画をアップしていこうと思いついた。

 

そして取りかかり始めたのだが

これがまぁ全然ダメ。

何本か録画もして、自分で観ていたのだが

「つっっまんねぇなぁ、これ」

 

      「ひょっとしてぼく歌の才能ない……」

 

結論から言うと「ない」んだけど

詳しく言うと「他人の曲を歌って惹きつけるほどの才能はない」ってこと

それで半日ほど意気消沈していた。

しかし、寝て起きてアイス食って冷静に考えると大体「ない」んだよね。

プロの歌手でもなかなか「ない」ことなんだよ。

まず声の良さ。

相当の思い入れ、歌い込み。

相性。

それらがそろってないと聴けたもんじゃない。

しかも聴く人によって好き嫌いまであるときた。

 

行き着いたのが「自分で作った曲をしっかり歌う」という

元の場所。

カバー企画は中止だけど歌い方は変化していく予感がする。

これからもグルグル回り続けるのでしょう。